もーあしび日記

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大津帰りの長い道草~2

姫路駅観光案内所・レンタサイクルの駐輪場は、神姫バスターミナル脇にある地下にあります。
地下の駐輪所を出て、廃線跡を探索します。

モノレール姫路駅は、この神姫バスターミナルのあったあたりだったそうで、路線延長計画があった為に簡素な作りの仮駅だったそうです。
よって、痕跡を残す物は何も残っていません。

自転車を山陽電車の高架線の方に走らせると、早速・橋脚発見!!

DSCN1556.jpg DSCN1559.jpg



すぐ先には、レールも!!!

DSCN1561.jpg

一気に気分が高まります

レールは、背の低い建物の上を通って行きます。

DSCN1562.jpg DSCN1568.jpg

レールの下の建物は民間の店舗が多いのですが、市営の公設市場があったり市の土地を有効に利用している事が分かります。

実家近くに残っていたドリームランドモノレール線の廃線(休止線)跡を彷彿させます。
姫路モノレールのレールは一部撤去されているものの比較的当時のまま残されており、レール脇の送電レールもしっかりと残されています。
ドリームランドモノレールでは、この送電レールが落下する事故が多発し、後年撤去されています。
姫路でも同様の事故が起きており、このため、荒廃の酷い一部のレールが撤去されているようです。

レールを追いかけてゆくと、この廃線跡最大のスポット・大将軍駅へ。

DSCN1567.jpg 

この駅の高層階は公団・大将軍アパートで、モノレール駅と直結されている事がウリの物件だったこともあり、入居は高い競争率だったそうです。

姫路から0.5kmと至近距離にありモノレールの運行時間も昼間のみだった事もあって、利用者は少なく、唯一の中間駅ながら末期は休止され列車は通過していたそうです。

駅の手柄山側は、プッツリとレールが切れています。

DSCN1570.jpg

この先にある県道62号線を越える場所のレールは撤去されています。

道路を越えると、再びレールが続きます。

DSCN1572.jpg

62号線を超えると、川沿いに走ります。
そして、新幹線の高架下をくぐります。

DSCN1577.jpg

この新幹線をくぐる場所はギリギリにつくられており、伝説でした。
このすぐ先で山陽線を跨ぐ部分はトラス鉄橋が組まれていたそうです。
残念ながらトラス鉄橋は撤去されています。

川沿いをレールに沿って走ると、再びレールが切れていました。

DSCN1582.jpg

すぐ先にレールが見当たらず、レールを頼りにお手柄山を目指していたので、どうするものか???と考えていたら、この看板を発見しました。

DSCN1583.jpg

そして、旧・手柄山駅舎が見えてきました。

DSCN1584.jpg

これで、モノレールの廃線跡探索は終了しました。
意外とあっけない終り方でしたが、全長1.6kmの廃線探索ですからあっという間です。

駐輪場に自転車を止めて、モノレールの保存車が保管されている山の上にある『手柄山交流ステーション』へ向かいます。

DSCN1587.jpg DSCN1586.jpg


入口は立派なのですが、中のエレベーターや階段はプレハブのような作りで、少し心もとないのですが、階段を上がって、2階のモノレール展示館へ向かいます。

このレンガの壁にある半円形の穴は、モノレール手柄山駅の入り口だった場所です。

DSCN1590.jpg

このレンガの建物の中に入ります。
水族館の入口と同じですが、モノレール展示館は無料で入館でき、さっそくカワイイ顔のモノレールが出迎えてくれます。

DSCN1592.jpg DSCN1619.jpg 


展示されているのは、両運転台の車輌2両で、姫路モノレールには展示されている2両以外に片運転台の車輌も2両在籍していたそうです。
片運転台の車輌はユニットではなかったようで、両運転台車+片運転台車等フレキシブルに編成を組んでいたようです。

僅かな区間ながら、しっかりとサボも用意されていますね。

DSCN1594.jpg


1両は車内も開放されており、自由に見学できます。

DSCN1612.jpg

車内はクロスシートですが、少しクッションは固めで背もたれも低く、湘南モノレールのような座り心地です。

天井のファンデリアは時代を感じますね。

DSCN1615.jpg

窓は、窓下のレバー操作で開閉できたようです。

DSCN1614.jpg

乗務員室は開放的な作りです。

DSCN1613.jpg

さて、この運転台を見てみましょう。
(画像は、後述のカットモデルです)

マスコンは、デットマンが取り付けられた私鉄には一般的なタイプです。

DSCN1609.jpg

一方、ブレーキは少し見慣れない形です。

DSCN1608.jpg

しかし、よく見れば簡単な作りで、Y字形(というか、マスコンに挿し込む逆転レバーのような形)のハンドルを差し込んで操作していたようです。
ハンドルの構造が多少違えど、一般的な2ハンドル運転台です。
同じような運転台は、どこかのモノレールの写真(ドリームだったかな???)で見たことあがります。

この場所は、手柄山駅のホームだった場所だそうで、看板類は当時のまま残されています。

DSCN1610.jpg DSCN1620.jpg

それにsても、この運行時間と本数では、とても通勤・通学には使えませんな。。。

DSCN1595.jpg

もっと、運行時間が長ければ、大将軍→姫路の利用者も多少はいたかもしれません。。。

館内には、解体された片運転台車2両から取り外された部品や、線路設備の部品が展示されていたり、同じ姫路市交通事業部が運営していた市営バスの紹介コーナーがあったりします。

DSCN1607.jpg DSCN1611.jpg 

少し政治的なハナシになりますが、このモノレールを作った姫路市長・石見元秀は戦後復興期にいち早く交通政策に乗り出し、市営バスを開業させたそうで、バス関係の展示があるのも納得できますね。
そして、現・石見利勝姫路市長は、石見元秀の息子だっそうで、モノレールや市バスには思い入れがあり、このような公開展示に至ったようです。
まぁ、この展示には、反対意見もあるようですが、ファンとしては、見られる間に見ておく・・・それに越した事はありません。

訪問した時には、別室で大将軍駅の企画展が行われており、駅名の看板はじめ備品が数多く展示されていました。

DSCN1624.jpg DSCN1626.jpg DSCN1625.jpg

同展には、当時の姫路モノレールのカタログ等も展示されていました。

展示されているカタログを復刻したり、展示館で流されている動画をDVDを販売して展示館の運営費用に当てたりするのもイイのではと思いますが、この展示館は全く商売っ気を感じません。

無料でこれだけの展示品を見られるなんて、申し訳ない気すらします。

一通り見て、1階から退館します。

1階からは、あまり見る事のできない跨座式モノレールを低い位置から見られるスポットも。。。

DSCN1635.jpg DSCN1634.jpg

鉄のレールの上を走行するロッキードモノレールの構造がよく分かりますね。

この手柄山交流ステーションは、レンガ作りのオシャレな建物で、素敵な形の窓から挿し込む光が幻想的です・・・。

DSCN1627.jpg

建物の外からは、駅前から伸び、途中で切れるモノレールのレールが・・・。

DSCN1636.jpg

歴史にIFは禁物ですが、このモノレールがもう少し延びて姫路城あたりまで路線があったら、随分と運命が変わっていたのかもしれません。
そして、ロッキード式ではなく、標準規格となった日立式を採用していたら路線が延びていたかもしれません。
また、姫路市ではなく、向ヶ丘遊園モノレールのように、鉄道事業者の一支線であったら、あったらもっと長生きしていのかもしれません。

そう考えると残念な部分は多いのですが、世界で唯一残ったロッキード式モノレールの保存例でもあるいわけですから存在は偉大です。

さて、次の目的地・姫路城へ向かいます。

自転車を漕いでいたら、姫路城近くでこんな建物が・・・。

DSCN1637_20111114020645.jpg

どうも不思議な形です。
このようなビル群が幾つか並んでおり、この出っ張った下層階の上にモノレールが建設される予定だったのでは???
なんて考えてしまいました。

今となっては、真相は分かりませんが、気になる建物でした。

つづく


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  1. 2011/11/19(土) 11:33:42|
  2. 日々の事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
<<大津帰りの長い道草~3 | ホーム | 大津帰りの長い道草~1>>

コメント

こんにちは。
結構線路跡が残っていますね。看板の書体がいかにも昭和って感じがわかります。
  1. 2011/11/19(土) 16:55:14 |
  2. URL |
  3. 赤緑 #aR5DLEYU
  4. [ 編集]

赤緑さんこんにちは。

思いの他、当時の面影がありました。
このモノレールとい新鋭の技術を取り入れようとした意欲こそ昭和そのもののような気がします。
  1. 2011/11/24(木) 08:29:21 |
  2. URL |
  3. gino-1 #EBUSheBA
  4. [ 編集]

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  1. 2016/08/02(火) 07:22:04 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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