もーあしび日記

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ふじ学徒

先日の休みは渋谷まで映画を観に行ってきました。

渋谷までわざわざ出向いたのは、そこでしか上映しないような映画だったわけです。

『ふじ学徒』というタイトルのその映画は、太平洋戦争中に地上戦があった沖縄の女子学徒隊のドキュメンタリー映画でした。


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沖縄戦の女子学徒隊は、ひめゆり学徒が有名ですが、沖縄全体で10校、おおよそ500名の女子生徒が看護学徒隊として陸軍野戦病院へ動員されました。

学徒隊は終戦を迎える前に軍命により解散させられ、彼女達は戦火の中へ放り出され、どの学徒隊も半数以上が尊い命を落としました。

この映画のタイトルにもなった、ふじ学徒隊もそのような学徒隊の一つでした。
このふじ学徒隊の一つでしたが、犠牲者はわずか3名にととどまりました。

この映画は、学徒隊のインタビューを元になぜ最小限の犠牲者でとどまったのかを描いた映画です。

結論を言ってしまえば、隊長であった小池勇助軍医少佐は、軍による解散命令の後も、学徒隊の命を守る為の外の戦闘が沈静化するのを持って解散命令を出し、最後の訓示で

「かならず、生き残れ。そして親元へ帰れ。そして、凄惨な戦争の現実を後世に伝える義務がある。」

「絶対に死んではならない。」

「もう一度言う。絶対に死んではならない。」

と、戦時下の軍国教育の中でタブーとされていた教えを彼女達へ訓示したそうです。

戦争という状況下でも、人間のあるべき姿を見失わなかった人物がいたのです。
他のエピソードを聞けば、単純に小池勇助軍医少佐を評価するべきか迷うところはありますが、民間人であり、弱い立場であった学徒隊へ最善を尽くそうとした姿には評価したいと思います。

映画の中で、生存者の方がこの時の事について

「・・・自決する為の手りゅう弾を渡してもらえなかった事は、あいがたいというか・・悔しかったというか・・・」

と、語っていた事が印象的でした。
最期まで戦って玉砕せよ・・・という軍国教育の中で育った当時の彼女達からしてみればこの気持ちは当然の事かもしれません。

子どもたちはじめ、多くの方に見てもらいたいという製作者の配慮から、48分という短編にまとめられていますが、映画に登場し、証言を語ってくださった学徒隊の方々は、まだまだ言い尽くせないような感じでした。

沖縄はじめ、戦争体験者の方から当時の話を聞ける時間は限られています。
しかし、体験者の方に当時の悲惨な記憶を話して戴く事は大変つらい事です。

ふじ学徒3人目の犠牲者は、戦後に戦争の心の傷から自ら死を選んだそうで、この事を物語っています。

近年、このままではいけない・・つらいながらも当時の事を語ってくださる戦争体験者の方が増えているそうです。

権力や発言力もない自分にできることは、先ずは知る事。
これからも、知る為の努力を続けて行こうと思います。
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  1. 2012/08/14(火) 11:43:03|
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